XM5000はハンディタイプの3Dスキャナーで、ユニット式と据え置き型の良い部分を融合させているのが特徴です。そんなXM5000について、特徴や活用事例をまとめています。
XM5000はモニターとカメラ部分を分離することができるタイプです。そのため、モニターとカメラを分け、異なる場所での測定が可能です。設置型・ハンディタイプそれぞれの良さを融合させたシステムとなっており、設置型では測定が難しいもの、ハンディタイプでは時間がかかっていたものもXM5000では測定可能です。
XM5000には温度補正機能が搭載されていることから外気の影響を受けにくいです。10~35度、湿度は20~80%の環境でも、XM5000が自動で調節することで高い精度を保ち、計測します。そのため、空調管理されていない現場での測定や測定室を持っていない環境でも測定が可能です。
XM5000では、初心者でも直感的な調査が可能です。これまでの3Dスキャナーは、ある程度の習熟度を必要としました。しかしXM5000では、手持ちのブロープを対象物に当てるだけで測定が可能。ナビゲーションが設定されていることで、繰り返し測定の際、安定した測定を可能にする点、画像付きの検査成績書・作業手順書の自動作成機能など、初心者でも取り扱いやすい操作性を実現しています。
製品タイプ | ハンディ型 |
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精度 | 記載なし |
解像度 | 記載なし |
光源 | 870nm |
本体サイズ | 388.6mm×979.8mm×450mm |
重量 | 約630g |
XM5000はハンディタイプと据え置き型を融合させたシステムです。持ち運びが可能ではありますが、据え置き型のような安定性・高精度を実現。初心者でも取り扱いやすい直感的な操作方法が採用されている点など、使用者を選ばないタイプの3Dスキャナーです。持ち運びタイプと据え置き型どちらにすべきか迷っている環境におすすめです。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
XM5000はハンディープローブカメラが搭載されていて、測定物を撮影しながら測定することから、円形・球形のものでも3点あてるだけで「丸」として測定できる点が便利とのこと。センサーで円形・球形を理解できることが凄いなと驚いているとのことですが、これでさらなる安定した製品づくりを効率よく目指せるとのことです。
XM5000を採用したことで、機上や現場に持って行って測定できるようになったとのこと。これまでは訪問しての測定はノギスやハンドツールを使用するのみだったものの、手動なので時間がかかったり、測定が難しいものもあったようですが、XM5000であれば問題なく測定できるようになったとのことです。
会社名 | 株式会社キーエンス |
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所在地 | 大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14 |
電話番号 | 06-6379-1111 |
公式HP URL | https://www.keyence.co.jp/ |
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