Transcan Cは、日本3Dプリンターが提供している高精度3Dスキャナーです。三脚に乗せ、ターンテーブルに乗せた小~中型のワークを自動スキャンします。ここでは、Transcan Cの特徴やスペック、活用事例などをまとめました。
小~中型ワーク向けの3Dスキャナーです。高精細・高色域フルカラーが特徴。内側位置で0.035mm、外側位置で0.05mmという高いスキャン精度を実現しています。スキャン範囲の調整により、様々な対象物をスキャン可能です。12MPカラーカメラを2台搭載。24bitの詳細なカラーマップを撮影することで、現物の色を忠実に再現します。高い色再現性は、バーチャルディスプレイ用のカラー3Dデータのキャプチャに適しています。
マルチレゾリューションフュージョンアルゴリズムにより、1つのプロジェクトで高・中・低の3レベルの解像度を混在させることができます。解像度を切り替えることで、部分的に高いディテールの表現が可能です。スライドレール方式を採用。150mm×96mmと300mm×190mmのスキャン範囲を切り替えることで、異なる対象物のスキャンもできます。複雑なスキャンでも簡単な操作で、重複することがありません。効率良くスキャンできます。
三脚に乗せたスキャナーを設置して、ターンテーブルの回転で自動的にスキャニングできます。ソフトウェアの高度な位置合わせ技術と組み合わせ、効率的な3D データの取得を実現。ソフトウェアのインターフェースはシンプルで、操作性の高さが魅力です。迷うことなくスピーディにスキャンできます。
製品タイプ | 卓上型 |
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精度 | 最大0.035 mm/ 0.05 mm |
解像度 | 0.0375 mm;0.075 mm;0.114 mm/ 0.075 mm;0.154 mm;0.23 mm |
光源 | LED |
本体サイズ | 公式HPに記載なし |
重量 | 約2.5kg |
日本3Dプリンターが提供している高精度3DスキャナーTranscan C。三脚に乗せるスタイルで、ターンテーブルに乗せたワークを自動スキャンします。小~中型ワーク向けのスキャナーです。スキャンソフトウェアの操作性が高く、シンプルな操作プロセスでユーザーをガイドしてくれます。1つのプロジェクトで高・中・低レベルの解像度の混在が可能。複数スキャンすることなく、部分的に高いディテールの表現が実現します。豊かなカラーテクスチャの3Dモデルを作成できるスキャナーです。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
身体に障害がある患者さんの日常生活動作をサポートするために、「自助具」「福祉機器」を院内の3Dプリンターで作成する継続的なシステムを構築しました。自助具は個別性が高く大量生産に向きません。再作成する際は、際限が難しいのが課題として挙げられていました。また、手作りのため、作り手の技術やセンスが必要です。精度の高い3Dスキャナーがあれば、患者に負担をかけずに計測ができます。また、形状の自由度と造形精度が高い3Dプリンターを活用することで、作成時間を短縮し、形状のデータ化で再現性が高くなったとのことです。
仏像の彫刻に3Dスキャン・3Dプリントを活用した新しい仏像表現に挑んでいるという仏師。木彫りの仏様を3Dスキャンニング・3Dプリントしたものをガチャガチャの形で販売するという活動や仏像の3Dデジタルアーカイブを行っています。将来は、お寺の仏像を家に飾るなど、仏像を身近に感じる活動につなげたいとのことです。伝統工法の継承と新しい技術の活用、どちらも大切にしながら活動しています。
社名 | 日本3Dプリンター株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 1F |
電話番号 | 03-3520-8928 |
公式HP URL | https://3dprinter.co.jp/ |
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