SIMSCANは570gと軽量で、およそ500mlペットボトルと同サイズだからこその携帯性が強みのハンディ型3Dスキャナーです。特徴だけではなく、活用事例を紹介するのでSIMSCANをチェックしてみてください。
SIMSCANのサイズは203×80×44mm。500mlのペットボトルとほぼ同サイズの大きさで、かつ重量は570gと軽量なことから、携帯性に優れています。持ち運びはもちろんですが、長時間の使用でも肉体的な負担を軽減。さらに専用ケースも付属していることで、持ち運びやすい3Dスキャナーです。また、コンパクトサイズだからこそ狭い場所での測定が可能です。
SIMSCANは最高0.020mmの精度、最高0.025mmの解像度を誇る一方で、202万点/秒の速度で測定します。また、スキャンしたデータは瞬時にデータ変換。データ取得後はCADやリバースエンジニアリングのソフトにインポートするなど、SIMSCANを使用しての測定からファイル変換まで効率的です。
SIMSCANのスキャン範囲は410×400mm。11本の青色クロスレーザーと7本の平行青色レーザーにて広範囲を測定。また、光沢物や黒い対象物は粉末スプレーを塗布することなくスキャン可能なので、測定作業の効率化をもたらします。
製品タイプ | ハンディ型 |
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精度 | 0.020mm |
解像度 | 0.025mm |
光源 | レーザー |
本体サイズ | 203mm×80mm×44mm |
重量 | 570g |
ペットボトルと同程度のサイズの3Dスキャナーなので、携帯性に優れています。持ち運びはもちろんですが、狭い場所での測定も実現。一方で、精度・解像度などスペックも高いです。決して「持ち運べるけど性能はイマイチ」ではなく、携帯性とスペックの双方に優れている3Dスキャナーなので、多種多様なニーズを満たしてくれることでしょう。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
ラジエーターやインタークーラー等の自動車部品の設計・製造・販売を行っている自動車部品メーカーでは測定箇所ごとに個別の機器にて手作業による測定を行っていたことから、時間がかかっていることに苦慮していたとのこと。そこで3Dスキャナーの導入をしたものの、精度の低いものや大型で使いにくいもの、精度が良いとコストが高いなど、なかなか満足できる3Dスキャナーが見つからなかったとのことですが、そこでSIMSCANを見かけて興味を持ち、導入。スペックに対して安価だった点をきっかけとのことで、導入後は測定不可能なエリアでの計測が行えるようになったこと、実物はあるもののデータがない対象物のモデリングの効率化が実現したとのことです。
会社名 | APPLE TREE株式会社 |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区本町4-3-9 本町サンケイビル |
電話番号 | 06-6710-9061 |
公式HP URL | https://3d-scantech.jp/ |
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