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IREALシリーズ(SCANTECH)

IREALシリーズの3DスキャナーはM3と2Eがラインナップされています。それぞれの特徴と活用事例を紹介していますので、3Dスキャナーはもちろんですが、IREALシリーズに興味のある方もぜひご覧ください。

目次

IREAL M3

IREAL M3の製品画像
※引用元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/ireal-m3/)

IREAL M3の特徴

人体スキャンに便利な機能

IREAL M3では不可視光スキャンや毛髪スキャンを実現。被写体の微妙な動きによって生じるズレの自動消去、暗い環境でのスキャンまで実現。「ハイブリッドアライメントモード」を活用することで特徴の把握が難しいものやスキャンの難易度が高いものでも、マーカーを張り付けることで位置合わせをスムーズにします。

シンプルな操作性

IREAL M3では最大580mm×550mmの広い視野720mmの深い被写界深度容易な操作性によって、スキャンの開始がスムーズです。また、対象物の連続性・反復性が低いものでも、ジオメトリとわずかな特徴の位置合わせを行いますが、こちらはボタン1つでスタートできるなど、シンプルな操作性が特徴です。

明暗への適応

構造光に独自のデコーディングアルゴリズムを搭載しているのもIREAL M3の特徴です。色のコントラストが高い対象物のスキャンだけではなく、暗い色・明るい色それぞれにおいて全体的な露光を自動で補正。場所の明暗を問わず、スムーズな測定を実現します。

IREAL M3のスペック

製品タイプハンディ型
精度最大0.1mm
解像度公式HPに記載なし
光源赤外線平行レーザー、赤外線 VCSEL 構造光
本体サイズ140×94×258mm
重量856g

IREAL 2E

IREAL 2Eの製品画像
※引用元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/ireal2e/)

IREAL 2Eの特徴

スキャンと深度範囲

IREAL 2Eは最大580mm×550mmの広角視野角、さらには720mmまでの深さでスキャン可能な性能により、中型・大型のアイテムのスキャンや深度範囲の広さが特徴です。さらに、凹凸のある対象物ではマーカーを使用せずにスキャンを実践するなど幅広い対象物を測定します。

4つのスキャンモード

フィーチャー、テクスチャー、混合、マーカーの4つのスキャンモードに対応しているIREAL 2E。形やテクスチャーが複雑な対象物であっても、用意されているスキャンモードを効果的に使用することで様々な状況に適応します。結果、精度の高い測定を実施。測定者の力量だけではなく、IREAL 2Eのスペックによって高精細を実現します。

ユーザーのフィードバックによるアルゴリズムの更新

IREAL 2Eでは3Dスキャンソフトウェアの更新を行いますが、その根拠となるのはユーザーのフィードバックです。3D再構築技術や位置合わせ技術を適宜アップデートしますが、自社都合ではなくユーザーの声を反映したアップデートとなっています。そのため、アップデートを繰り返すことでユーザーがより使いやすくなります。アップデートによって置いていかれることはないので安心して継続使用できます。

IREAL 2Eのスペック

製品タイプハンディ型
精度最大0.1 mm
解像度公式HPに記載なし
光源赤外線VCSEL構造光
本体サイズ140×94×258mm
重量850g

IREALシリーズの製品タイプ

ハンディ型

ハンディタイプのIREALシリーズ。3Mと2Eでそれぞれ特徴が異なる3Dスキャナーは、用途に応じて使い分けることができます。ハイスペックなモデルを求めるのか、あるいはエントリーモデルかの違いではありますが、使いやすさを求めている点、アフターサポートも充実している点から測定の初心者でも活用できることでしょう。

3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。

3Dスキャナーを比較
3タイプから業務に合う製品を選ぶ

IREALシリーズの活用事例

着ぐるみの精度が向上

映画やTV・舞台などエンターテイメントの世界で使用する着ぐるみや小道具を制作しているとある会社では、着ぐるみ製作のためにIREAL 2Eを導入しました。

着ぐるみは、演者の身体にフィットするかが重要だからこそ、精度が課題となっていたとのこと。原型の製作や型取りの精度が悪いことから、着ぐるみを着用すると演者が動きにくそうにしていたそうです。

そこでIREAL 2Eを導入し、演者の身体をスキャン。結果、演者の身体にフィットする着ぐるみの製作が実現。ハンディタイプのIREAL 2Eでのスキャンの結果には大満足しているとのことです。演者によってそれぞれ異なる微妙な身体の特徴も、IREAL 2Eによって把握し、問題の改善につながったとのことです。

※参照元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/column/costume/)

IREALシリーズの代理店情報

会社名APPLE TREE株式会社
所在地大阪府大阪市中央区本町4-3-9 本町サンケイビル
電話番号06-6710-9061
公式HP URLhttps://3d-scantech.jp/

製品タイプ別
自社に合った
業務用3Dスキャナーとは

ここでは、数ある3Dスキャナーの中でも新規導入者でも使いやすい製品として、「トラッカー型」「ハンディ型」「卓上型」の3つの製品タイプの特徴や使われ方をご紹介します。

トラッカー型

自動車や航空機、船舶など/
超大型~大型

引用元:APPLE TREE株式会社 公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=9phpaWS8eaA)
大型対象物のスキャンに特化したタイプ
  • 自動車や航空機、船舶など大型の対象物でも素早く計測が可能
  • マーカーシールなしで精度の高いスキャンができるほか、
    タッチプローブをつけることで
    接触式としての使い方も可能
  • ケーブルのないワイヤレス3Dスキャニングシステムであるため、電源の有無に関係なく、自由に計測が可能

NIMBLETRACKの公式HPで詳しい性能を見る

トラッカー型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

ハンディ型

人物や工芸品など/
大型~小型

引用元:SCANTECH (HANGZHOU) CO. YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=wCnL9Oo9Y-s)
幅広い大きさの対象物に
対応できる万能タイプ
  • 小さい物から大きいものまで
    幅広くスキャン可能
  • サイズがコンパクトなうえに、ワイヤレスモードと有線モードをシームレスに切り替えため、多様な現場で活用できる
  • 6,300,000点/秒という高い測定レートを実現。測定精度は最大0.020 mmで、産業グレードの高精度3Dスキャンと計測の要求を満たします。

SIMSCAN-Eの公式HPで詳しい性能を見る

ハンディ型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

卓上型

動植物の標本、貴金属など/
小型~超小型

引用元:ArcanaTech 公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=7xiNIjoHERA)
小型対象物のスキャンに特化したタイプ
  • 紫外線で発光する特殊なインクを使用することで、色のデータと形状のデータを同時にスキャンすることが可能。
  • 数回に分けてスキャンし合成する機能(深度合成)でより立体的な形状のものでも、全方位で高精度なデータのスキャンが可能
  • セットアップからデータ生成までがシンプルなシステム構成で、直感的な操作が可能なGUIの専用ソフトウェア

FacTrans Pro / E-M1 IIIの公式HPで詳しい性能を見る

卓上型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

業務用3Dスキャナー
特徴が異なる
3タイプを比較
トラッカー型/ハンディ型/卓上型

業務用3Dスキャナー
特徴が異なる3タイプを比較
トラッカー型/ハンディ型/卓上型