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TRACKSCANシリーズ(SCANTECH)

TRACKSCANシリーズにはPシリーズとSHARPシリーズがラインナップされています。それぞれ似た部分もあれば異なる部分もあります。このページではそれぞれの特徴や活用・導入事例を紹介しているので、PシリーズとSHARPの違いをチェックしてみてください。

目次

TRACKSCAN SHARP

TRACKSCAN SHARPの製品画像
※引用元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/trackscan-sharp/)

TRACKSCAN SHARPの特徴

2500万画素を実現

TRACKSCANのカメラは産業用の2500万画素です。高画素の実現に加え、ダイナミックアダプティブLEDアルゴリズム、長距離被写界深度、干渉防止能力によって6メートルの範囲において、画像の自動取得が可能です。さらに広いスキャン空間とエッジ測定アルゴリズムを搭載していることから、大型部品でも1回でスキャン可能です。

革新的なデザイン

TRACKSCANは革新的なデザインです。3Dスキャナーは性能こそ大切ではありますが、革新的・個性的なデザインは、使用・興味のモチベーションを高めます。モチベーションが3Dスキャナーへの探求心や好奇心を呼び、測定技術の習得・習熟などさらなるレベルアップをもたらすことになります。

TRACKSCAN SHARPのスペック

製品タイプトラッカー型
精度0.025mm
解像度0.020 mm
光源ブルーレーザー
本体サイズ公式HPに記載なし
重量公式HPに記載なし

TRACKSCAN P

TRACKSCAN Pの製品画像
※引用元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/trackscan-p/)

TRACKSCAN Pの特徴

T-プローブでさらに幅が広がる

TRACKSCAN PにはT-ブロープと呼ばれる補助装置が用意されています。ポータブルCMM測定装置で、こちらを活用することで、エッジ、円、スロットなどの特徴も高精度で取得。対象物の表面に直接当てるだけで形状の取得が可能なことから、検査や寸法測定など幅広い用途での活用が期待できます。

粉末スプレー不要

TRACKSCANは赤外線よりも波長が短く、エネルギーが高いブルーレーザーを光源とすることから、外部の光・熱の影響を受けにくい点が特徴。そのため、反射率が低い黒や光沢の素材でも粉末スプレー不要で測定できます。屋外、工場内、直射日光など、熱の変動が顕著な環境でも正確な計測をもたらします。

TRACKSCAN Pのスペック

製品タイプトラッカー型
精度0.025mm
解像度0.020 mm
光源ブルーレーザー
本体サイズ公式HPに記載なし
重量公式HPに記載なし

TRACKSCANシリーズの製品タイプ

トラッカー型

TRACKSCANシリーズはPシリーズ、SHARPのいずれも光学トラッキング式3Dスキャンシステムです。それぞれ3つのスキャンモードが用意されていますが、レーザーの本数が異なる点から、SHARPがスタンダードモデル、Pシリーズがハイスペックに位置づけられています。それぞれの特性を踏まえ、自社のニーズにマッチしたタイプを選びましょう。

3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。

3Dスキャナーを比較
3タイプから業務に合う製品を選ぶ

TRACKSCANシリーズの活用事例

環境にマッチしていた

とある水力発電設備メーカーではTRACKSCANシリーズを用いることで製品検査を行っています。

再生可能なクリーンエネルギーとして注目を集めている水力発電は、大規模かつ複雑な部品で構成されており、それらの部品は振動だけではなく、湿度や温度、酸・アルカリによって腐食してしまうものもあります。

そのため、設備の検査も重要ですが、従来の測定方法では効率が悪く、多くのリソースが必要でした。さらに解析するための測定データは入手できませんでした。そこでTRACKSCANシリーズを導入。TRACKSCAN SHARPを用いることで、設備を破壊することなく、検査を行えるようになりました。様々なシーンに対応していることから、多くのパーツを擁する水力発電にマッチしていたとのことです。

※参照元:SCANTECH公式HP(https://3d-scantech.jp/column/toshiba/)

TRACKSCANシリーズの代理店情報

会社名APPLE TREE株式会社
所在地大阪府大阪市中央区本町4-3-9 本町サンケイビル
電話番号06-6710-9061
公式HP URLhttps://3d-scantech.jp/

製品タイプ別
自社に合った
業務用3Dスキャナーとは

ここでは、数ある3Dスキャナーの中でも新規導入者でも使いやすい製品として、「トラッカー型」「ハンディ型」「卓上型」の3つの製品タイプの特徴や使われ方をご紹介します。

トラッカー型

自動車や航空機、船舶など/
超大型~大型

引用元:APPLE TREE株式会社 公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=9phpaWS8eaA)
大型対象物のスキャンに特化したタイプ
  • 自動車や航空機、船舶など大型の対象物でも素早く計測が可能
  • マーカーシールなしで精度の高いスキャンができるほか、
    タッチプローブをつけることで
    接触式としての使い方も可能
  • ケーブルのないワイヤレス3Dスキャニングシステムであるため、電源の有無に関係なく、自由に計測が可能

NIMBLETRACKの公式HPで詳しい性能を見る

トラッカー型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

ハンディ型

人物や工芸品など/
大型~小型

引用元:SCANTECH (HANGZHOU) CO. YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=wCnL9Oo9Y-s)
幅広い大きさの対象物に
対応できる万能タイプ
  • 小さい物から大きいものまで
    幅広くスキャン可能
  • サイズがコンパクトなうえに、ワイヤレスモードと有線モードをシームレスに切り替えため、多様な現場で活用できる
  • 6,300,000点/秒という高い測定レートを実現。測定精度は最大0.020 mmで、産業グレードの高精度3Dスキャンと計測の要求を満たします。

SIMSCAN-Eの公式HPで詳しい性能を見る

ハンディ型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

卓上型

動植物の標本、貴金属など/
小型~超小型

引用元:ArcanaTech 公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=7xiNIjoHERA)
小型対象物のスキャンに特化したタイプ
  • 紫外線で発光する特殊なインクを使用することで、色のデータと形状のデータを同時にスキャンすることが可能。
  • 数回に分けてスキャンし合成する機能(深度合成)でより立体的な形状のものでも、全方位で高精度なデータのスキャンが可能
  • セットアップからデータ生成までがシンプルなシステム構成で、直感的な操作が可能なGUIの専用ソフトウェア

FacTrans Pro / E-M1 IIIの公式HPで詳しい性能を見る

卓上型の中でも
精度/解像度が
一番高い製品をチェック

業務用3Dスキャナー
特徴が異なる
3タイプを比較
トラッカー型/ハンディ型/卓上型

業務用3Dスキャナー
特徴が異なる3タイプを比較
トラッカー型/ハンディ型/卓上型