ここでは高精度のスキャン機器「eviXscan 3D(環境エネルギー)」について紹介します。eviXscan 3D(環境エネルギー)は性能と安定性が強みです。特徴や導入事例などについて調査しました。
eviXscan 3D(環境エネルギー)は、アルミニウムのハウジングにカーボンを使用した内部構造となっており、温度変化に対応が可能です。IP62の環境対応を得意としており、高精度測定を現場付近で行うことを想定して設計されている3Dスキャナーです。そのためほぼすべての屋内・屋外条件下において、多目的かつ汎用的な3Dスキャニングを行うことができます。
eviXscan 3D(環境エネルギー)はカメラを2台にして固定した測定範囲(FOV)で、手軽に3Dスキャニングを行うことが可能なソリューションとなっています。0.0183mmという高精度のスキャニングを5Mpixのカメラ2台で行うことができ、BlueLEDの照明・シングル測定範囲・ToolBox対応・IP31などといったスペック・機能を有しています。高精度な3Dスキャニングを手軽に行えるというこの強みは、多くのクライアントから好評価を受けています。
eviXscan 3D(環境エネルギー)は測定範囲を130×80×50mmという小さくしており、撮影密度を上げることで精度の向上を図っています。918pt/mm2を実現することで、0.01mm以下の空間精度を実現しました。また、強靭かつ軽量な筐体を持たせることでフォーカスが安定しており、精度の向上に加え大きな面を素早く手軽にスキャンできる能力を備えています。
製品タイプ | 卓上型 |
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精度 | 0.006mm~0.05mm |
解像度 | 記載なし |
光源 | R/G/B LED・Blue LED |
本体サイズ | 520×280×95mm・430×220×65mm |
重量 | 3kg~7kg |
eviXscan 3D(環境エネルギー)はポーランドのエバトロニクス社製の製品であり、電子基板の製造メーカーが基盤以外の事業として東欧ではじめて発足させた3Dスキャナメーカーです。基板製造でこれまで積み重ねてきた実績・ノウハウを活かして堅牢な筐体設計を実現しており、ロボットでの測定や現場に近いような厳しい環境下での測定が可能です。ソフトウェアやラインナップも充実している3Dスキャナーですので、ソリューション選びにお悩みの方はぜひ一度問い合わせてみてください。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
eviXscan 3D(環境エネルギー)の活用事例については、契約のほとんどで守秘義務を締結していることから公式HPに公開されていませんでした。国内外で多くの企業に利用されており、加工製品全般のCAD設計図との比較やキャスティングのヒケ検査・プラスチックパーツの形状管理・デザインの確認・リバースエンジニアリング・屋外での経年劣化の比較など、多彩な用途でご使用されています。また、商品が紹介されているホームページでは参考動画も掲載されていますので、興味のある方はぜひチェックして下さい。
社名 | 環境エネルギー株式会社 |
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所在地 | 広島県福山市曙町6-9-24 |
電話番号 | 084-920-2830 |
公式HP URL | https://www.kankyo-energy.jp/ |
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