3Dスキャナーをいきなり導入するのではなく、まず自社の思っている通りに使えるのかを確認したいと考えている方に向けて、三次元測定の受託サービスをご紹介しています。
品質検査やリバースエンジニアリングなど、3Dスキャナーの導入を具体的に検討してはいるものの、「本当にうまく測定できるのか」「費用対効果が合うのか」といった考えをお持ちのケースは少なくありません。
そういった場合には、気になる3Dスキャナーの受託測定サービスはないかを確認してみるとよいでしょう。実際に測定サービスとして発注することで、そのスキャナーを評価することができるほか、体験デモでは見えてこない細かい部分についても検討材料を集められるのは、大きなメリットと言えます。
社内でまだ3Dスキャナーの導入まで進んでいないケースや、扱える人材が社内にいないことから導入を見送っているケースもあるでしょう。
そういった場合にも受託の測定サービスを検討することになります。実際に受託サービスを受ける中でそのデータに満足することができれば、将来的には内製化を踏まえて検討してみるとよいでしょう。
品質検査に活用する場合でも、リバースエンジニアリングなどの設計面で活用するにしても、測定品質は非常に重要。 測定品質とは主に3Dスキャナーのスペックや、スキャンデータを処理するエンジニアの力量で図ることができます。
スキャン対象物(実物)と遜色ないサイズや鮮明さでスキャンすることができれば、当然より正確なデータを取得でき、その後の品質検査や設計面のクオリティも挙げることができます。せっかく受託サービスとして外注するのであれば、より品質の高い測定サービスを行う会社に依頼するのを検討してみてはいかがでしょうか。
3Dプリンターや3Dスキャナーなどを取り入れたモノづくりの方法を提案しているAppletree株式会社。
同社は3Dスキャナー「SCANTECH」の日本総代理店を務めており、SCANTECH製品の販売やトレーニング、SCANTECH製品を用いた受託測定サービスなども展開している。
同サービスでは、今回調査した33製品の中で最も(※)高精度に測定できるハンディ型スキャナー「SIMSCAN」をはじめ、多様なスキャナーを用意。測定する対象物や求めるサービスに合わせて、ピッタリのスキャナーで測定を実施します。
3Dスキャナーを用いて取得したスキャンデータを活用するためには、スキャンデータの後処理作業を行う必要があります。
同社には3Dスキャナーとソフトウェアの操作に精通したエンジニアが多数在籍している為、ノイズ処理、スキャンできなかった部分の穴埋め、用途に合った形式への変換作業など、細かい調整を行うことで高品質なデータに変換してくれます。
既存の製品・部品などを3Dスキャンし、使用用途に合わせた形式にモデリングを実施。図面のない製品であっても3Dスキャナーを用いて3Dデータを取得することで、以下のような用途に利用することが可能です。
SCANTECHの高精度スキャナーを用いて、対象物に触れずに形状や寸法を測定。従来の方法では測定が難しかった湾曲した部品や、複雑な形状、自動車や飛行機のような大型対象物でも測定が可能です。
測定したスキャンデータをCADデータと形状比較し、その差分や誤差を評価。比較結果はカラーマップで表示することで、実物との誤差を視覚的に把握することが可能です。
製品の寸法精度の確認や、設計変更前後の形状差異を検出といった観点で活用することができます。
同サービスでは断面解析にも対応。断面解析では幾何公差(形状や姿勢など)や厚み分布も測定し、形状のズレや歪みを正確に把握することができます。
日本全国のエリアに対応。技術スタッフが現地に出向き、三次元測定から測定したスキャンデータの後処理業務まで実施。
法人だけでなく、個人での依頼も可能。
小型から大型(直径11m)まで、幅広い材質や部品の測定が可能。
会社名 | APPLE TREE株式会社 |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区本町4-3-9 本町サンケイビル |
電話番号 | 06-6710-9061 |
公式HP URL | https://3d-scantech.jp/ |