Autoscan-Inspecは、小さくて複雑な対象でも、高精度でディテールを再現できる自動3Dスキャンシステムです。日本3Dプリンター株式会社が提供しています。ここでは、Autoscan-Inspec の特徴やスペック、活用事例をまとめました。
高精度3Dスキャンと3D検査を統合した、検査レベルの自動3Dスキャンシステムです。2軸のターンテーブルと1軸のカメラ移動からなる合計3つの軸により、複数のアングルからのスキャンできます。スキャン操作はワンクリック。スピーディで簡単に自動スキャンが可能です。
操作が簡単でも高精度。その精度は、進化した青色LED 3Dスキャンテクノロジーがもたらしています。品質管理において求められる10μm以内というハイレベルな精度でのスキャンを実現しました。製品検査、品質管理、製品のデザイン、リバースエンジニアリングなどに活用されています。
AIインテリジェントスキャニングアルゴリズムにより、高精度なディテールを取得できるのが大きな特徴です。小さく複雑なパーツをスキャンするために設計されており、500万画素のデュアルカメラにより、細かいディテールまで再現した3Dデータを取得します。
SHINING3Dが工業向けに独自開発したスキャン用ソフトウェアを利用できます。ユーザーフレンドリーなUIで、各種計測・リバースエンジニアリング用ソフトウェアに互換性のあるデータの作成が可能です。直感的な操作ができます。また、ものづくり補助金や事業再構築補助金などの申請もサポートしてくれます。
製品タイプ | 卓上型 |
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精度 | ≦10µm |
解像度 | 2×5.0MP |
光源 | ブルーライト |
本体サイズ | 公式HPに記載なし |
重量 | 約7.5kg |
Autoscan-Inspecは、検査レベルの精度を搭載した自動3Dスキャンシステムです。高精度3Dスキャンと3D検査が統合された革新的システムと言えるでしょう。10μm以内というハイレベルな精度で、小さく複雑な形状のスキャン対象でも細かいディテールまで再現可能。2軸のターンテーブルと1軸のカメラ移動、そして500万画素のデュアルカメラが高精度の自動スキャンを可能にしました。使い勝手の良さも魅力のひとつ。直感的に操作できるユーザーインターフェースがスムーズでスピーディなスキャンを実現しています。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
超精密製品の部品加工、組立工程の自動化に苦戦していました。熟練社員による勘やノウハウに依存している状態。大型の部品は高額で、現場作業者の肉体的・心理的な負担も少なくありません。3Dプリンターを導入したことで、治工具や修理部品の内製ができて、生産効率と品質向上が実現したそうです。アイデアの速やかな具現化で、改善実施件数も大幅に増加しました。1年で機器購入金額以上の成果が出ています。人材育成への好影響も感じているとのことです。
日本地学教育学会では、地層・地形サンプルの制作を目的に3Dプリンターを導入しました。また、土砂崩れなどで手足を失った方の義肢装具の作成や地域の小中学校との交流における義肢装具の普及活動でも3Dプリンターを活用。パーツを3Dプリンターで作成できることで、アイデアの早期具現化が可能になったとのこと。また不定期な勉強会・交流会はその都度人数に合わせてサンプルを作成できます。余分にパーツを作成しなくて済むようになったため、コストメリットも感じているそうです。
社名 | 日本3Dプリンター株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 1F |
電話番号 | 03-3520-8928 |
公式HP URL | https://3dprinter.co.jp/ |
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