WM-3500は大型製品や装置を「1人で」測定できる3Dスキャナーです。最大15mの長広範囲測定を実現しています。このページでは、そんなWM-3500について、特徴や活用事例をまとめています。
WM-3500は手盛りのプローブを測定箇所にあてるだけで測定可能なことから、これまで複数の人間で行っていた測定を、1人で行えるようになりました。1人だからこそ誤差が生じるリスクが少ないだけではなく、三次元や幾何公差の測定が可能となっていますが、いずれも1人で行える点が特徴です。
WM-3500は、最大15mの測定が可能です。3Dスキャナーのニーズは多種多様ですが、より大きな対象物を測定する場合は3Dスキャナーを選ぶ必要があります。WM-3500は大きなサイズではありませんが、三脚に設置するタイプのため、装置架台、組付け治具、設備部品の組み付け後の測定や、オーバーホール時の事前スケッチにも対応しています。
WM-3500は、測定部のプローブに設置されているマーカーが発する近赤外光をカメラで捉えることで測定します。新しい原理が採用されたシステムは、部材の寸法や溶接などで生じる平面のひずみ、建築鉄骨製品の内径、外径、径の中心位置の測定を得意としています。プローブの位置や姿勢を追尾し、対象物の寸法や確度をXYZ座標で測定するWM-3500ならではの強みとなっています。
製品タイプ | ハンディ型 |
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精度 | 公式HPに記載なし |
解像度 | 公式HPに記載なし |
光源 | 公式HPに記載なし |
本体サイズ | 公式HPに記載なし |
重量 | 公式HPに記載なし |
WM-3500は最大15mまで、大きな対象物の測定を可能にする3Dスキャナーです。一方で、設置・測定ともに簡単に行える点が特徴で、高精度を誇るものの、決して使用者のスキルに依存するのではなく、誰もがシンプルに使用できるシステムを目指して開発されています。より大きな対象物の測定や検査をと考えている現場におすすめの3Dスキャナーとなっています。
3Dスキャナーは様々製品タイプがあり、それぞれ得意なスキャン対象物があります。ここではそれらを比較しながら紹介していますので、3Dスキャナーをお探しの方はこちらも合わせてご確認ください。
デモで利用したとのこと。キーエンスの違うタイプのハンディローブ三次元測定機を持っていたので、必要ないと思っていたものの、デモで使ってみないかとのお誘いを受けて試しに使用してみたとのことです。
自社が抱えているハンディローブは小さいものしか測定できなかったものの、WM-3500は測定範囲が半径5m、直線で10m、高さ方向は5mまで測れるとのこと。さらに精度は3/100とのことで、「歪まない」を売りにしている製品を測定したところ、あまり歪んでいないことが実証されたそうです。
設置も測定も簡単で分かりやすい点に加え、位置を測りながらの測定、さらには内部部材の取り付け前、寸法公差を記録する機能など、とても便利になったようです。
会社名 | 株式会社キーエンス |
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所在地 | 大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14 |
電話番号 | 06-6379-1111 |
公式HP URL | https://www.keyence.co.jp/ |
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